△日程第9 報告第 3号 平成18年度
宇城市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
△日程第10 報告第 4号 平成18年度
宇城市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
△日程第11 報告第 5号 平成18年度
宇城市土地開発公社の
経営状況の報告について
△日程第12 報告第 6号 平成18年度三角町
振興株式会社の
経営状況の報告について
△日程第13 報告第 7号 平成18年度
不知火温泉有限会社の
経営状況の報告について
△日程第14 報告第 8号 平成18年度
有限会社アグリパーク豊野の
経営状況の報告について
△日程第15 議案第47号
宇城市行政改革審議会条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第16 議案第48号
宇城市一般職の
任期付職員の
採用等に関する条例の制定について
△日程第17 議案第49号
宇城市工場等設置奨励条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第18 議案第50号
宇城市税特別措置条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第19 議案第51号
宇城市三角西港観光施設条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第20 議案第52号
宇城市沿道区域指定基準条例の制定について
△日程第21 議案第53号
宇城市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第22 議案第54号
宇城市松橋総合体育文化センター条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第23 議案第55号
宇城市立体育館条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第24 議案第56号
宇城市文化ホール条例の一部を改正する条例の制定について
△日程第25 議案第57号 土地の処分について
△日程第26 議案第58号 平成19年度
宇城市一般会計補正予算(第1号)
△日程第27 議案第59号 平成19年度
宇城市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(
末松立身君) 次に、日程第5、承認第2
号専決処分の報告及び承認を求めることについて(
宇城市税条例の一部を改正する条例の制定について)から、日程第27、議案第59号平成19年度
宇城市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)までを
一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
阿曽田市長。
◎市長(阿
曽田清君) 今回の
定例市議会に提出しております議案の説明に先立ち、最近の市政の情勢について幾つかご報告申し上げます。 まず、
市民生活相談センターについて、ご報告申し上げます。
多重債務者への
市民生活相談センターを4月から開設いたしております。本市の
税滞納者件数は、6千件余りで、この中に
多重債務者が多数存在していることが判明いたしており、この
多重債務の問題の解決には、市が本気で取り組まなければ、率を上げることはできません。一方、
多重債務者の増加は、
家庭崩壊やドメスティックバイオレンス、犯罪、
自殺等の原因となり、
社会環境の悪化につながってまいります。
多重債務者を減らし、また発生しない環境を整えることが必要と考え、
顧問弁護士をはじめ、二人体制による窓口を設けたところであります。相談は、20歳以上の市民で、
多重債務を抱える個人を対象として、毎月第一、第三水曜日に開催いたしております。これまでの相談件数は、発足しました4月で5件、これまでに14件の相談があっております。
多重債務が解決すると、生活再建とあわせ、適切な返還計画が樹立され、これまで消費者金融等で高利子を払っていたものを法定金利に合わせることにより、これまで払っていた差額分の返還ができることになります。この返還金の一部を滞納整理へお願いすることにより、収納率向上が期待されるものであります。 次に、産業廃棄物最終処分場建設についてご報告申し上げます。これまで三角町嘱託員会や三角町の各種団体が、建設反対の意思統一の確認会議を開催されており、昨年10月には、三角町嘱託員会より建設反対決議書が提出されましたので、市といたしまして県に反対の要望書を提出いたしたところであります。一方、市議会におきましては、三角町嘱託員会より建設反対請願書が出され、12月
定例会において建設反対意見書を採択されたところであります。今後は6月に仮称産廃阻止
宇城市民の会組織結成の準備会議が予定され、その後、構成団体結成会議が開催される計画であり、産廃に対するノウハウをそれぞれに認識していただくための勉強会を開催する予定でおります。さらには、全国25
市町村が加入している全国産廃問題
市町村連絡会へも加入するとともに、市民総決起大会もタイミングを見ながら開催する計画であります。市民の皆さんが主体となって反対運動を盛り上げていただくことはもちろんでありますが、
宇城市挙げて反対という立場で対応してまいりたいと考えております。 次に、三角西港120年記念式典についてご報告申し上げます。本年8月15日で、三角西港の開港から120年を迎え、一方、三角西港が世界遺産への候補の一つとして、文化庁へ申請されたことにより、本格登録に向けての機運を地元から高めるために、今年度は7月16日の海の日に合わせ、オランダ大使をはじめ多くのご来賓をお迎えし、築港120周年記念並びに海の記念日の式典を挙行するとともに、午後からは九州山口の近代化産業遺産13群の
関係機関や専門的な学識経験者をパネラーに、世界遺産に向けたシンポジウムを計画しております。これを契機に世界遺産登録に向けて、県内はもちろんのこと、全国へ発信してまいりたいと思います。 では、今
定例会に上程いたしております議案をご説明いたします。
専決処分の報告及び承認を求めることについては、
宇城市税条例の一部を改正する条例の制定について、ほか1件であります。それぞれに急を要しましたので、3月30日で専決させていただいております。 また、報告といたしまして、平成18年度
宇城市一般会計継続費繰越計算書、平成18年度
宇城市一般会計繰越明許費繰越計算書等8件、条例では、
宇城市行政改革審議会条例の一部を改正する条例の制定、
宇城市一般職の
任期付職員の
採用等に関する条例の制定についてなどの条例10件、その他では、土地の処分について1件、予算では、平成19年度
宇城市一般会計補正予算、ほか1件の合計23議案をご提案申し上げております。 一般会計補正予算として、1億9,858万3千円を追加することをご提案いたしております。今回の補正は、国・県の
補助金等及び財団等、民間資金を活用した、いわゆるゼロ予算を中心に行っており、一般財源は2,600万円程度になっております。主な内容は、昨年、三角に進出された食肉加工会社、
株式会社アイマックコーポレーションへの設備投資等に対し、本市から1億5,000万円を貸し付けるものであります。これは、地域総合整備計画の支援を得て、民間事業者に貸し付ける地域総合整備資金貸付制度であり、貸し付けた利子分について本市が補てんし、補てんします利子分については、約70%の交付税措置があります。また、農水産業、工業、商業が連携して、
宇城市農産物を活用したものづくりに取り組み、これを新たなビジネスに結びつけて、雇用の創出と地域の活性化を図る事業として、地域再生マネージャー事業といたしまして1,500万円、青海
小学校の学童保育事業155万1千円、松橋御船の排水機場修理費300万円、公共下水道事業特別会計への繰り出し2,340万円、地域に根ざした学校給食推進事業135万3千円の事業費を提案いたしております。以上が一般会計補正の主な内容であります。この補正の結果、平成19年度現計予算は249億4,542万3千円と相成ります。 次に、公共下水道事業特別会計補正予算といたしましては、国庫補助の内示により事業費を増額し、また公営企業会計への移行に伴う経費を計上いたしております。 以上、ご説明いたしましたが、これらの議案につきまして、よろしくご審議のうえ、ご議決賜りますようお願い申し上げ、
提案理由の説明を終わらせていただきます。
○議長(
末松立身君)
提案理由の説明が終わりました。 次に、承認第2
号専決処分の報告及び承認を求めることについて(
宇城市税条例の一部を改正する条例の制定について)詳細説明を求めます。
市民環境部長。
◎
市民環境部長(林田清春君) 承認第2号、
宇城市税条例の一部を改正するに伴い、
専決処分の報告及び承認を求めることについて、詳細説明を申し上げます。 議案集の3ページから7ページ、説明資料の2ページから9ページをお願いします。本案は、地方税法の一部を改正する法律が平成19年3月30日に公布され、平成19年4月1日から施行されることに伴い、地方自治法第179条第1項の規定により、議会において議決すべき事件について、急を要しましたので、同年3月30日付け市長において
専決処分をいたしましたので提案するものでございます。今回の改正は小規模で、直接市民の生活に影響は少なく、条例の整備変更等が主なものでございます。したがいまして、条文の整備、条項の変更は省略いたしまして、改正の主な点を申し上げます。まず初めに、
宇城市税条例第95条につきましては、
市町村たばこ税の税率は、地方税法で1,000本当たり3,064円とされ、法附則で特例措置として1,000本当たり3,298円となっていますが、今回の特例措置が廃止され、3,298円を本則税率とするものでございます。 次に、附則第10条の2第6項につきましては、平成19年4月1日から平成22年3月31日までの3年間のうちに、一定のバリアフリー改修が行われました住宅につきまして、課税面積100㎡を限度とし、翌年度の家屋税額が3分の1の減額される措置で、対象要件といたしまして、廊下の拡幅、階段勾配の緩和、浴室の改良、手すりの取り付け、床の段差の解消などの工事で、自己負担額が30万円を超えるもの、このほか65歳以上の人、要介護または要支援の認定を受けている人、障害の人のうち、いずれかの人が居住する住宅で、申請の手続きを行った場合に適用されるものでございます。次に、第1条の第1項及び2項につきましては、鉄軌道用地の上に鉄道部分と商業施設部分の複合施設があった場合、本来ですと評価替え年度の平成21年に行うところを、平成19年、20年に評価できる改正でございます。 次に、附則第19条の3中につきましては、上場株式等を譲渡した場合、株式に係る市民税の特例が規定され、特例前は住民税5%、所得税15%、合わせて20%の税率になっていましたが、平成16年1月1日から19年12月31日までの株式譲渡益につきましては、県民税1.2%、市民税1.8%の住民税3%、所得税7%、合わせて10%で2分の1となる軽減特例措置の設置が設けられていますが、今回の改正で平成20年12月31日までの1年間の延長がなされたものでございます。なお、市民税は翌年度課税のため、20年分が21年度適用となります。そのほかに、附則第20条第7項、附則第20条の4第3項、附則第20条の5及び2号の一部の改正がなされております。 附則といたしまして、施行期日、市民税及び固定資産税の経過措置がついております。以上で詳細説明を終わります。
○議長(
末松立身君) 承認第2号の詳細説明が終わりました。 これから質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。したがって、質疑なしと認めます。 お諮りします。承認第2号は、
委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
末松立身君) 異議なしと認めます。したがって、承認第2号は、
委員会付託を省略することに決定しました。 これから、承認第2号に対する討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
末松立身君) 討論なしと認めます。 これから、承認第2
号専決処分の報告及び承認を求めることについて(
宇城市税条例の一部を改正する条例の制定について)を採決します。採決は起立によって行います。承認第2号は、原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立)
○議長(
末松立身君) 起立全員です。したがって、承認第2号は、原案のとおり承認することに決定しました。 次に、承認第3
号専決処分の報告及び承認を求めることについて(
宇城市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)詳細説明を求めます。
市民環境部長。
◎
市民環境部長(林田清春君) 承認第3号、
宇城市国民健康保険税条例の一部を改正するに伴い、
専決処分の報告及び承認を求めることについて、詳細説明を申し上げます。議案集の8ページから10ペ-ジ、説明資料の9ページをお願いします。 本案は、地方税法施行令等の一部を改正する政令が、平成19年3月30日に公布され、4月1日から施行されることに伴い、地方自治法179条第1項の規定により、議会において議決すべき事件について、急を要しましたので、同年3月30日付、市長において
専決処分をしたので提案するものでございます。今回の改正の主なものといたしまして、基礎課税額の限度額を53万円から56万円とするものでございます。このことにより、国民健康保険税を支払っていただきます最高の税額は医療分56万円、介護分9万円の合計65万円の最高限度額となります。内容といたしましては、国民健康保険の保険税の基礎賦課額について、中間所得層への過度な負担とならないよう所得の動向等を勘案し、限度額の見直しを行うものであります。本市での対象者は、世帯にいたしまして530世帯、人員は2,504人、超過額は1億6,800万円で税全体額の8.9%となります。 以上で詳細説明を終わります。
○議長(
末松立身君) 承認第3号の詳細説明が終わりました。 これから質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。したがって、質疑なしと認めます。 お諮りします。承認第3号は、
委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
末松立身君) 異議なしと認めます。したがって、承認第3号は、
委員会付託を省略することに決定しました。 これから、承認第3号に対する討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
末松立身君) 討論なしと認めます。 これから、承認第3
号専決処分の報告及び承認を求めることについて(
宇城市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)を採決します。採決は起立によって行います。承認第3号は、原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立)
○議長(
末松立身君) 起立全員です。したがって、承認第3号は、原案のとおり承認することに決定しました。
-------○-------
△日程第28 休会の件
○議長(
末松立身君) 日程第28、休会の件を議題とします。 明日6日から8日までは議事整理のため休会としたいと思います。これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
末松立身君) 異議なしと認めます。したがって、明日6日から8日までは休会することに決定しました。なお、9日及び10日は市の休日のため休会であります。 以上で本日の日程は全部終了しました。本日はこれで散会します。
-------○------- 散会 午前10時45分...